2024.09.01
【九州パンケーキ素材】田んぼのヒーロー!? 松井農園の「アイガモロボット」とお米づくりの新たな挑戦
マガジン
九州パンケーキの大切な原料の一つ「発芽玄米」は、宮崎県綾町の契約農場【松井農園】で無農薬で育てられたお米から作られています。
この綾町は「オーガニック農業のふるさと」とも呼ばれ、美味しいお米を作るために松井さんが日々工夫を重ねています。
例年、田んぼにはアイガモを放つアイガモ農法が行われています。
アイガモちゃんたちは雑草を食べられるだけでなく、田んぼを泳ぎ回って雑草の抑制もしてくれる頼れる存在。
でも、今年はちょっと違うんです！
新しい仲間、その正体は…まさかのロボット！
6月の梅雨の晴れ間に田植えが終わり、アイガモちゃんを楽しみにしていたところ、「実は今年はアイガモロボットなんですよ」と松井さんがニッコリ。
県の提案で試験導入されたというこのアイガモロボット、早速取材してみました！
田んぼで働くアイガモロボットの実力は？
田んぼに到着すると、四角い小さなロボットに黄色いくちばしがついた、なんとも愛らしい姿で登場！ 太陽光パネルを背負い、自然の力で元気に動き回っているロボットは、実は雑草を抑えてくれるお仕事も。例年なら稲の間に雑草があるそうなんですが、今年は雑草がほとんど見当たりません。
「稲が小さいときに雑草が生えると、栄養が取られてしまうのですが、今年はしっかりした苗に育っています」という松井さん。
アイガモロボットは、 水をかき回し、光を遮ることで雑草の成長を抑える、アイガモの役割をしっかり果たしてくれたようです。
まだまだ課題も
働き者のアイガモロボットですが、課題もあるようです。
成長した稲に引っかかって立ち止まってしまうこともしばしば。
アイガモは穂が実るまで田んぼにいて害虫を食べてくれるので、今のところ本物のアイガモのほうが頼もしい面もあるようです。
このように試行錯誤しながら美味しいお米が生まれるのですね。
未来の農業に向けた大切な挑戦のひとつをこれからも応援していきます！
——お掃除ロボットで観たことある光景——！
自然とテクノロジーが育むお米をお楽しみに！
松井農園のお米は、綾町の豊かな自然の中で、アイガモロボットの力を借りながら、すくすく成長中です。
豊かな風味と栄養が詰まった宮崎県綾町の美味しいお米を今年も九州パンケーキのふるさとからお届けします。お楽しみに！
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